4. 初動のクレーム対応の悪さも火に油を注ぐ結果に
初動のクレーム対応の悪さも、同社の不誠実な印象を強めることになりました。
誤ってDAZN Soccerに加入したユーザーの多くはサポート窓口で、契約の取り消しを求めましたが、AIチャットボットや窓口の担当者は「年間プランのため途中解約・返金は一切不可」というマニュアル通りの定型文を繰り返すだけだったようです。
6月13日には公式から誤解を招く記載について謝罪が発表され、対象者への解約対応が示されましたが、問題を引き起こした契約画面の抜本的な対策はほとんどなく、不信感を強める結果になりました。
さらには、6月15日の日本のグループステージ初戦であるオランダ戦では、音声不良や映像との誤差が生じる問題も発生。すぐさま謝罪したものの、SNSでは新規で加入したユーザーから、
- 「これならテレビで見た方が良かった」
- 「詐欺られた上に、この配信クオリティとは…」
といった声が上がるなど、火に油を注ぐことになりました。
著者
1990年生まれ。福岡県福岡市出身。明治大学文学部史学地理学科卒。2023年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。
モニクルリサーチ入社前は株式会社BCNで、デジタル生活を応援するランキング情報誌「BCNランキング」、流通業界特化の専門紙「BCN RETAIL REVIEW」、家電・グルメ・マネー・ヘルスケア・ライフスタイルの最新トレンドを発信するニュースサイト「BCN+R」、法人向けIT業界特化の専門紙「週刊BCN」などの媒体で編集・記者として10年間活動。業界のキーパーソンを数多く取材し、1000本以上の記事を執筆する。
専門領域は家電全般、テクノロジー、ポイ活、リテールなど。家電やテクノロジーの分野では、定量的なデータに基づく正確な市場分析とユーザー目線の忖度のないレビューを得意とする。ポイ活の分野では、関係者への取材と実践を通して得た知識をもとに、消費者に利便性を分かりやすく伝える記事を多数執筆。セミナーや座談会のモデレーターも務める。
スポーツ競技に幅広い見識があり、特に野球は年間300試合以上を観戦するなど、熱烈な愛情を持っている。スポーツビジネスを経済的な観点で分析する記事の執筆にも力を入れている。その他、世間で話題になったトレンドを幅広くウォッチしており、ジャンルを横断した独自の分析記事も制作している。
最終更新日:2027/07/14