7. まとめ:今後の医療費負担増にどう備えるか

子ども・子育て支援金「被保険者一人あたりの支援金額」令和8年度の試算6/6

子ども・子育て支援金制度、令和8年度の支援金額(試算)

出所:こども家庭庁「子ども・子育て支援金制度について」

後期高齢者医療制度における窓口負担割合は、所得水準や世帯構成によって決まりますが、制度を取り巻く環境は今後も変わっていく可能性があります。

その一つとして注目されるのが、「子ども・子育て支援金」の導入です。これは少子化対策を社会全体で支えるために創設された制度で、後期高齢者医療制度においても、被保険者1人あたり月額およそ200円程度(※)が保険料に上乗せされる見通しです。

1人あたりの負担額は大きくないように思えるかもしれませんが、年間で考えると数千円規模になるため、家計への影響を感じる世帯も出てくるかもしれません。

少子高齢化が進むなか、医療保険料や関連する負担が今後も緩やかに増えていく可能性は十分にあるでしょう。

制度の仕組みや将来の変更点を理解し、こうした追加負担も考慮して家計全体を見通しておくことが、老後の暮らしを安定させるための重要な視点となりそうです。

※支援金額は、お住まいの都道府県後期高齢者医療広域連合が定める条例に基づき、個人の所得等に応じて決まります。支援金額の月額についてはお住まいの市町村にお問い合わせください。なお、後期高齢者医療広域連合ごとに支援金に係る保険料率が異なります。また、令和8年4月分からの拠出となりますが、具体的な徴収開始時期はご加入の広域連合にお問い合わせください。

※当記事は再編集記事です。

参考資料

マネー編集部社会保障班