2. 男女で大きく異なる老後のふところ事情。ひとりで「月額15万円」のハードルを越える割合は?

厚生労働省の統計をもとに見ると、厚生年金保険(第1号)の老齢年金では、基礎年金を含む月額15万円以上の割合に大きな男女差があります。

令和6年度末時点では、男性の約68.8%が月額15万円以上である一方、女性で15万円以上となる人は約12.3%にとどまります。

厚生年金保険(第1号)の老齢年金2/3

厚生年金保険(第1号)の老齢年金

出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

平均月額でも差は明らかです。令和6年度末時点の平均年金月額は、全体で15万289円、男性で16万9967円、女性で11万1413円となっています。

女性の受給額が低くなりやすい背景には、結婚や出産による離職、短時間勤務などで厚生年金の加入期間や現役時代の収入に差が出やすい、などの事情があります。