チューリップは春の花で4月ごろに咲きますが、その頃になると気温が高くなる日が多いため1週間ほどで花が終わってしまいます。
花がすぐに終わってしまうことを残念だと思っている方、1カ月以上花が咲くようになる自家製の「アイスチューリップ」に挑戦してみませんか?
アイスチューリップは販売されているものもありますが、低温処理をする手間がかかっている分、価格が少し高めです。実は、自家製でも簡単に作ることができるため、私も毎年自分で作ったアイスチューリップを自宅の庭に植えて楽しんでいます。そろそろ仕込み時期なので、ぜひお試しくださいね。
この記事を書いている私は園芸歴約25年。自宅の庭がテレビCMの撮影舞台に使われたこともあり、現在はInstagramで5万人以上のガーデニング仲間とつながっています。この記事でも、そんな私の経験談を元にガーデニングのコツを紹介していきますね。
1. 〈アイスチューリップ〉とは?真冬に咲くから約1カ月長持ち
真冬の1月から2月、わが家の庭で満開に咲くアイスチューリップ1/4
著者撮影
アイスチューリップは、球根を人工的に冷やして冬を経験させたあとに植え付けすることで「春が来た」と勘違いさせ、真冬に花を咲かせる方法のこと。作り方はいたって簡単です。
園芸店などで販売されている一般的なチューリップの球根を新聞紙に包み、冷蔵庫の野菜室へ。60日ほどそのまま置いておくだけ。
こうして人工的に冬を経験させた球根を11月ごろに植えると、早春の気候だと勘違いして一気に芽を出してきます。植え付ける深さは、通常、チューリップを植えるときよりも少し浅めにするのがコツです。
真冬の気候なので、咲いてしまえば1カ月ほど花が持つのがすごいところです。
2. アイスチューリップを準備するときのコツ
アイスチューリップ(自家製)2/4
著者撮影
アイスチューリップに挑戦するときに気をつけたいのが、冷蔵庫から取り出して植えるタイミング。
遅くなればなるほど、実際の気候は冬に近づいてしまうため、球根が春だと勘違いしないまま、そのまま通常のチューリップと同じように春に咲いてしまいます。
地域によって差がありますが、目安として、関西地方のわが家の庭では、気候がまだ春に近い11月上旬までに植え付けを終えるようにしています。
球根を冷蔵庫から取り出して植えるときの気候が、春の気候に近いことがとても大切です。
3. アイスチューリップは、失敗しても春には花が咲く
4月後半に咲くチューリップは花持ちが悪いことが弱点3/4
著者撮影
「アイスチューリップって、失敗したらどうなるのだろう?」と質問されることもありますので、気になる方も多い「失敗したとき」についてもお話しておきますね。
実はチューリップの球根の冷蔵庫保管や植え付けのタイミングなどで失敗したとしても、きちんと育てていれば、春には普通にきれいなチューリップが咲きます。
つまり、ほとんどリスクなしでチャレンジすることができるのがアイスチューリップのいいところでもあります。
うまくいけば1月から2月上旬の真冬に花が咲くので、とにかく長持ち。真冬の気候なので、わが家の庭では約1か月ほど花が咲き続けることもあります。
アイスチューリップは晩秋に開花し、真冬の気候で咲き続けるので、花が長く楽しめるというのが一番のメリットかもしれません。
4. 真冬でも約1カ月長持ち!ビオラとの組み合わせも自由自在
積雪とチューリップ!あり得ない構図ですが自宅で実現しました4/4
著者撮影
今回は、アイスチューリップに挑戦する方法とコツを紹介しました。
アイスチューリップは、実は園芸店でも専門家が作ったものが販売されていますが、値段がとても高価ですので、節約するなら自家製でダメ元でチャレンジしてみるのもおすすめです。
あくまでも私の経験談ですが、私は毎年楽しんでいるので、ぜひ球根を早めに手に入れてお試しくださいね。
5. mappysgardenのひと言コメント
※本記事の情報は執筆時点(2026年9月4日)のものです。
※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境によって異なりますので、ご注意ください。
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