「ペチュニアは、春から秋まで長く花を楽しめるというけれど……梅雨の長雨や、真夏の暑さのせいで、なかなか上手く育てられない」
ペチュニアは花壇の定番ですが、「雨」や「蒸れ」に弱く、きれいに咲かせ続けるには少しコツがいりますよね。

そんな悩みを吹き飛ばしてくれる、丈夫で頼もしいペチュニア、「ペチュニアさくらさくら」「ペチュニアおゆきちゃん」を紹介します。

かれこれ5年ほど、毎年わが家の庭で育てている「植えてよかった」最強のペチュニアです。

※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境、品種などによって異なりますので、ご注意ください。

1. もう5年ほど毎年植えています!「ペチュニア さくらさくら」「ペチュニア おゆきちゃん」がすごい

わが家の庭で満開に咲く、真夏の「ペチュニア さくらさくら」1/7

わが家の庭で満開に咲く、真夏の「ペチュニア さくらさくら」

著者撮影

「さくらさくら」という名前のペチュニア。

5年ほど前に偶然出会って以来、わが家の庭に毎年欠かさず植えています。数多くの植物を育ててきた私の経験上、これほど手がかからず、元気に育ってくれる花はほかにないと思うほどの強健さです。

花壇に1株植えるだけで、ぐんぐん育ち、夏には株幅40cmほどまで広がり、桜色の花をいっぱいに咲かせてくれますよ。

真夏に株元が蒸れないようカットして風通しを良くしてあげると、そこからの回復はとても早いです。わが家で夏に切り戻しをした際は、およそ2週間ほど過ぎたころから次の花が咲き始めました。

同じ環境でも、ほかの一般的なペチュニアの場合、気温が25℃~30℃の時期で、早くても3週間から4週間はかかっています。「さくらさくら」は、そうした一般的なペチュニアより、切り戻し後は、約1週間ほど早く花が咲き始めるすごさがあります。

2. おすすめは「地植え」!グランドカバーのように横に広がります

横に這うように広がって満開に咲く「ペチュニア さくらさくら」2/7

横に這うように広がって満開に咲く「ペチュニア さくらさくら」

著者撮影

「ペチュニア さくらさくら」を実際に育ててみて感じたのは、上には伸びず、横へ広がり成長していく性質を持っていること。

わが家の花壇に植え付けると、あっという間に花の絨毯のように広がってくれますが、もちろん鉢植えにしてもたくさんの花を楽しめます。

3号ポット苗(直径9cm)くらいであれば、8号鉢(直径24cm)くらいの大きめの鉢に植えると、横へ伸びて枝垂れるように咲いてくれます。ハンギングにしてもキレイだと思いますよ。

鉢植えにした場合は、根付くまで1週間ほど半日陰で休ませてあげると、初心者の方でも失敗が少なく、その後の生育がぐっと良くなると思います。

3. 姉妹品種「ペチュニア おゆきちゃん」はホワイトガーデンにおすすめ

わが家の庭では小道の両脇に「ペチュニア おゆきちゃん」を植えています3/7

わが家の庭では小道の両脇に「ペチュニア おゆきちゃん」を植えています

著者撮影

「ペチュニア さくらさくら」の姉妹品種である「ペチュニア おゆきちゃん」は、純白の花が咲き誇る、ホワイトガーデンにもおすすめの花です。咲き方や性質は「さくらさくら」と同じで、広がるようにたくさんの花を咲かせてくれます。

たくさんの純白の花が咲くと、庭がとても明るくなります。わが家では、この花を庭の小道の両脇に植え付けています。毎日歩くたび、眩しいくらいの花が迎えてくれる最高の空間になりました。

4. 関西地域のわが家では「ペチュニア さくらさくら」は冬越しできました

寒さに弱く、日本では一年草として扱われることが多い「ペチュニア さくらさくら」ですが、関西の積雪がある地域のわが家では、屋外でも冬越しすることができています。

私の経験上の話になりますが、強い霜にあたらない、関東以西の温暖地なら屋外で冬越しできる可能性が高いと思います。ただし、冷たい寒風は苦手なので、冬場は軒下で霜を避けて管理してあげるなど、ひと工夫が必要です。

あくまでひとつの経験談として、参考にしてもらえたらと思います。

5. まとめ

ペチュニアさくらさくらを鉢植えすると枝垂れます4/7

ペチュニアさくらさくらを鉢植えすると枝垂れます

著者撮影

今回は、園芸歴25年の私がこれまでで一番すごいと思った花、「ペチュニアさくらさくら」「ペチュニアおゆきちゃん」を紹介しました。

華やかなブランド苗の陰に隠れがちな品種ですが、その実力は折り紙付きです。苗の価格も300円〜500円(3号ポット)ほどと、比較的お求めやすいのも嬉しいポイントです。

今年の春夏は、ぜひこの頼もしいペチュニアを庭の仲間に迎えて、花あふれる風景を楽しんでみてくださいね。

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