4. 預金と積立投資はどちらを選ぶべき?
ここまで預金と積立投資の違いを見てきましたが、「どちらか一方が絶対的な正解」ということはありません。大切なのは、それぞれの特徴を知って、自分のライフプランに合ったお金の置き場所を選ぶことです。
短期的に使う予定のあるお金や、絶対に減らしてはいけない生活資金などは、銀行預金にしておくのが望ましいです。一方で、生活の余裕資金や、長期的に使う予定のない資産などは、積立投資などの投資に回すことで、インフレリスクを抑えてお金を効率よく育てられる可能性が高いです。
5. おわりに
今回は、「月10万円」という新NISAのつみたて投資枠の上限額を例に、預金と積立投資の10年後の資産の差をシミュレーションしました。
シミュレーション結果では、10年間の利益差は330万円以上にもなり、安定的な成長局面における投資の複利効果が明らかとなりました。
しかし、資産計画を立てるにおいては、「全額預金」か「全額投資」かの二択ではなく、自分の許容範囲を見極めて預金と投資に配分をするといったバランスを見つけることが最も重要です。
10年後、20年後の未来の自分が安心していられるように、まずは少額からでも、ご自身のペースで資産形成の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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参考資料
斎藤 彩菜