1. 月10万円を預金した場合
まずは「毎月10万円を普通預金に入れる」ケースです。
普通預金金利は状況により変動しますが、ここでは現在のメガバンクの金利をイメージし、年金利を0.3%とします。さらに、普通預金の利息からは20.315%の税金が控除されるため、税引後の実質利息として「0.24%」で計算を行います。
- 元本総額:1200万円
- 運用収益:14万円
- 最終資産額:1214万円
毎月10万円という決して少なくない金額を10年間積み上げ、元本は1200万円に達しましたが、10年間で得られた利益(利息)はわずか14万円程度という結果となりました。
もちろん、普通預金は「いつでも簡単に現金化できる」「元本割れしない」という強みがあります。とはいえ、10年という時間をかけたとしても、期待できる利益は十数万円程度というのが現実です。
さらに、元本がほとんど増えないことにより、インフレ(物価上昇)にも弱いと言えます。例えば、物価の上昇が金利を上回る場合、預金の額面は減っていなくても、実質的な購買力は目減りしていくことになります。
