4. 新NISAのデメリットや注意点は?
新NISAを始めるにあたって、デメリットについても気になる点でしょう。
新NISAでは投資できる金額が増え、非課税期間も無期限になったからこそ、ご自身のリスク許容度をしっかりと把握し、出口戦略、つまり売却のタイミングについてもあらかじめ検討しておくことが大切です。
積立投資を続けていく過程では、市場が大きく下落する局面に遭遇することもあるでしょう。
積立投資のメリット・デメリットをよく理解したうえで、そうした状況でどのように行動するかを事前に考えておくことをおすすめします。
投資対象となる商品選びも重要なポイントです。
金融庁が公表する「つみたて投資枠対象商品届出一覧」(2026年4月15日最終更新)によると、対象商品は随時審査・追加されており、約300本以上の豊富な選択肢があります。
ご自身が納得でき、長期間にわたって保有し続けたいと思える商品を選ぶことが肝心です。
注意点として、NISA口座での取引で生じた利益や損失は、他の課税口座(特定口座や一般口座)との損益通算ができません。
また、損失を翌年以降に繰り越して税金の負担を軽減する「繰越控除」も利用できないことを覚えておきましょう。
5. まとめ:新NISAは情報収集から始めよう
新NISAを活用した積立投資は、資産を増やす一つの有効な手段となり得ます。
しかし、そのためには制度について十分に理解し、ご自身のリスク許容度に合った運用方法や、将来の売却タイミングなどを考えておくことが不可欠です。
もちろん、投資をしないという選択肢もあります。
しかし、新NISAのように資産形成に関する制度は変化していくため、まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
※当記事は再編集記事です。
参考資料
- 総務省「2020年基準 消費者物価指数 東京都区部 2026年(令和8年)4月分(中旬速報値)」
- 金融庁「つみたてシミュレーター」
- 金融庁「NISAの活用事例」
- 金融庁「つみたて投資枠対象商品」
- 金融庁「つみたて投資枠対象商品の分類(2025年8月12日時点)」
- 社団法人全国銀行協会「あなたのリスク許容度診断テスト」
- LIMO「新NISA「月10万円の積み立て×15年間」とほったらかしで15年「いくらになるか」シミュレーション結果とは」
マネー編集部NISA班