風薫る5月、日々の暮らしに落ち着きが戻ってくる頃でしょうか。
新年度が始まって1カ月が過ぎ、生活設計や家計について改めて考える良い機会かもしれません。
特にシニア世代の方々にとって、健康とそれに伴う医療費は、老後の生活を支える重要な要素です。
2026年現在、いわゆる「団塊の世代」が全員75歳以上となり、日本は後期高齢者人口がさらに増加する社会を迎えています。
これに伴い、公的医療保険制度、とりわけ75歳以上を対象とする「後期高齢者医療制度」への関心が高まっています。
年齢とともに医療機関を利用する機会は増える傾向にあり、年金収入が主となる世帯では医療費の負担が家計に与える影響は小さくありません。
この制度では、所得に応じて自己負担割合が1割・2割・3割と変わるため、その仕組みを理解しておくことが大切です。
この記事では、後期高齢者医療制度の基本から、自己負担割合が決まる収入や所得の具体的な基準について、詳しく解説していきます。
著者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)