5. 50歳代・60歳代から始める「老後家計」の防衛策
75歳以降の家計は、平均して毎月赤字となり、貯蓄を取り崩しながら生活しているのが実態です。
さらに、医療費負担の増加やインフレによる現金の目減りなどを踏まえると、これから老後を迎える世代は「ただ貯金を取り崩すだけ」では乗り切れない可能性があります。
しかし、プレシニア世代には「準備するための時間」という最大の武器があります。
今のうちから家計のムダを見直すことはもちろん、長く働いて年金受給額を増やす、NISAなどを活用して「お金にも働いてもらう」仕組みを作るなど、資産寿命を延ばす対策を今すぐ始めることが、安心できる老後への第一歩となるでしょう。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 総務省「家計調査 家計収支編 2024年〔二人以上の世帯〕」(第3-2表)
- 厚生労働省「高齢期と年金をめぐる状況」
- 総務省統計局「家計調査 用語の解説」
- 生命保険文化センター「2025(令和7)年度 生活保障に関する調査」
- 厚生労働省年金局「令和6年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査 貯蓄・負債編 2024年 〔二人以上の世帯〕」(第8-10表)
- 生命保険文化センター「リスクに備えるための生活設計」
- 政府広報オンライン「後期高齢者医療制度 医療費の窓口負担割合はどれくらい?」
- 厚生労働省「高額療養費を利用される皆様へ」
- 厚生労働省「後期高齢者の窓口負担割合の変更等(令和3年法律改正について)」
マネー編集部家計班