新年度やGWなど、何かと出費が重なる時期。少しでも家計の負担を減らせる情報がほしいと思うものです。
直近では、0歳から高校3年生までの子どもを対象に「1人あたり2万円」が現金で給付される施策が注目されました。こちらは所得制限なしで行われましたが、中には「住民税非課税世帯」を限定した助成・補助が実施されることもあります。
「住民税非課税世帯」とは具体的にどのような世帯を指すのでしょうか。該当する年金収入や給与収入の目安について解説します。
記事の後半では、住民税非課税世帯が利用できる可能性のある「5つの優遇措置」についても紹介していきます。
1. 「住民税非課税世帯」とは?
各種給付金の対象として「住民税非課税世帯」が掲げられることが多いことから、一般的に収入の低い世帯や生活に困っている世帯をイメージする方もいるでしょう。
住民税非課税世帯は文字通り、「住民税」が「非課税」、つまり課税されていない世帯を指します。
住民税とは、居住する都道府県や市区町村に納める地方税の一種です。この税収は、自治体が提供する公共サービスやインフラ整備などの重要な財源として使われています。
- 均等割:所得額にかかわらず、一定の所得がある方に一律で課される税金
- 所得割:前年の所得金額に応じて課される税金
この「均等割」と「所得割」の両方が非課税である状態を「住民税非課税」と呼びます。そして、世帯の全員がこの条件を満たす場合に、その世帯は「住民税非課税世帯」となります。
所得割だけが非課税である世帯(均等割のみ課税世帯とも呼びます)も含めて、給付金の対象になるケースもあります。
続いて、「住民税非課税世帯」に該当する収入目安も見ていきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)