2. 8割以上が抱える「老後への不安」とその正体
資産の二極化が進む中、将来への不安は世代共通の悩みのようです。老後の生活について「非常に心配である」「多少心配である」と答えたおひとりさまは、40歳代で82.7%、50歳代で82.8%にものぼります。
2.1 老後の生活を心配する理由トップ3
- 十分な金融資産がないから:40歳代で75.7%、50歳代で75.2%
- 年金や保険が十分ではないから:40歳代で35.1%、50歳代で44.9%
- 物価が上昇することがあり得ると考えられるから:40歳代で32.1%、50歳代で29.0%
やはり一番のネックは「お金」です。年金だけで暮らしていけるのか、インフレで生活費が高騰しないかという懸念が強く表れています。
また、老後のひと月当たりの最低予想生活費について、40歳代は32万円、50歳代は34万円と想定しています。(いずれも単身世帯)
さらに、年金支給時に最低準備しておくべき金融資産残高としては、40歳代が2311万円、50歳代が2144万円必要だと考えています。
しかし、実際に老後を迎えたとき、毎月30万円以上の出費が続き、2000万円以上の貯金が必要となるのでしょうか。次の章で、60歳以上のひとり暮らしの人の実際の「1か月当たりの生活費」を見てみましょう。