4. 赤字を埋める元手はある?シニア世帯の「リアルな貯蓄額」
では、毎月の赤字を補う元手となる貯蓄は、一体どれくらいあるのでしょうか。総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2024年平均結果の概要」を基に、働いている世帯も含む65歳以上世帯全体の貯蓄額を見ていきます。
- 平均値:2509万円
- 貯蓄保有世帯の中央値:1658万円
平均貯蓄額は2509万円ですが、データを順番に並べたときに真ん中にくる値である「中央値」は1658万円と、平均値より約850万円も低くなっています。
これは、一部の富裕層が平均値を押し上げているためで、より実態に近いのは中央値といえるでしょう。
仮に中央値である1658万円の貯蓄から毎月4万2000円の赤字を補填していくとすると、老後生活が長引けば、資金が底をつく可能性も考えられます。
