1. 最新データで見る65歳以上・夫婦のみ世帯の家計簿|月々の不足額は約4万2000円

老後の生活資金を具体的に考えるために、総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2025年(令和7年)平均結果の概要」から、「65歳以上の夫婦のみの無職世帯」における家計の収支状況を確認してみましょう。

1.1 老後の主な収入源:社会保障給付の金額

  • 実収入合計:25万4395円
    • うち社会保障給付(主に年金):22万8614円(89.9%)

1.2 老後の生活コスト:消費支出と非消費支出の内訳

  • 支出合計:29万6829円
    • うち消費支出:26万3979円
    • うち非消費支出(税・社会保険料など):3万2850円

この世帯のケースでは、1カ月の収入は25万4395円で、そのうち約9割を公的年金をはじめとする社会保障給付が占めています。

一方、支出の合計は29万6829円です。内訳を見ると、食費や光熱費といった「生活費」である消費支出が26万3979円、税金や社会保険料などの「非消費支出」が3万2850円となっています。

1.3 毎月の家計は赤字、貯蓄で補填する日々

  • 25万4395円ー29万6829円=▲4万2434円

収入から支出を差し引くと、毎月4万2434円の不足(赤字)が生じていることがわかります。この不足分は、これまで蓄えてきた貯蓄などから補填する必要があることを示しています。