春の暖かな日差しに誘われて、土いじりが楽しい季節がやってきました。4月上旬の庭先は、植物たちが力強く芽吹く生命力に満ちています。
素朴でありながら、まるで自然の風景を切り取ったかのような「ナチュラルガーデン」は、多くの人が憧れる洗練されたスタイルです。
そんな大人向けの庭づくりに欠かせないのが、野趣あふれる宿根草たち。一度植えれば季節の訪れとともに毎年美しい姿を見せてくれるため、ローメンテナンスで楽しめるのも大きな魅力です。
今回は、環境が合えば「植えっぱなし」に近い感覚で洗練された景観を作ってくれる、ナチュラルな雰囲気の宿根草を、参考価格とともにご紹介します。
この記事で紹介するナチュラルな宿根草
- ゲラニウム:風に揺れる可憐な小花が美しい、バリエーション豊かな植物
- アスチルベ:ふんわりとした煙のような花穂が、庭のアクセントになる植物
- ティアレラ:繊細な花と葉脈の模様が美しく、春の庭を彩るカラーリーフ
1. 庭に馴染めば【植えっぱなしでも毎年花咲く】野趣あふれる宿根草3選
美しい花や葉の形が特徴的な宿根草をメインに据えることで、手入れの負担を減らしながらも、センスの良い空間を作ることができます。
ここでは、春の終わりから夏にかけての庭を美しく彩る、おすすめの3種をご紹介します。
1.1 ゲラニウム
ゲラニウムは、風にそよぐような柔らかい茎と、可憐な花が魅力の宿根草です。主張しすぎない控えめな美しさが、他の植物とも自然に馴染み、ナチュラルガーデンの土台を作ってくれます。
這うように広がるタイプやスッと立ち上がるタイプなど、品種によって草姿が異なるため、植える場所に合わせて選ぶ楽しさがあります。
強い日差しや高温多湿をやや苦手とするため、落葉樹の下など、夏場は木陰になるような涼しい半日陰で育てると比較的うまく育ちます。
※参考価格:300~1000円前後(3号ポット苗)
1.2 アスチルベ
フワフワとした煙のような独特の花穂が目を引くアスチルベは、庭に立体感と柔らかな質感を与えてくれる植物です。
花色は白やピンク、赤などがあり、シックで落ち着いたトーンが大人っぽい空間を演出します。
比較的耐陰性があり、日陰がちな場所やシェードガーデンでも花を咲かせるため、重宝する存在です。
また、雨に打たれても花が傷みにくいのも嬉しいポイント。夏の強い乾燥は苦手なため、適度な湿り気のある場所で管理しましょう。
※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)

