1. 「毎月5万円」を積み立てたらいくらになった?シミュレーション

ここでは、新NISAが始まった2024年1月から2026年3月まで、毎月25日に5万円ずつオルカンを積み立てたケースを見ていきます。

積立回数は27回となるため、投じた元本の合計は135万円です。

今回の試算では、購入時の基準価額をもとに毎月の購入口数を算出し、2026年3月31日時点の基準価額で評価額を計算しました。

その結果、累計の購入口数は約49万6410口、評価額は約159万7248円となりました。

元本135万円に対して、含み益は約24万7248円です。

※本シミュレーションでは、運用コストを加味しておりません。

2年強という期間でも、毎月一定額を積み立てていくことで、元本に運用益が上乗せされていることがわかります。

もちろん、投資信託である以上、評価額は常に一定ではなく、相場の状況によって増減します。

ただ、毎月同じ金額を機械的に積み立てることで、価格が高いときには少なく、価格が低いときには多く買う形になり、購入単価がならされやすくなります。

実際に今回のシミュレーションでも、2024年1月は基準価額が2万円台前半だったため2万口を超える口数を買えた一方、基準価額が3万円台まで上がった局面では、同じ5万円でも買える口数は1万口台半ばまで減っています。

このように、毎月定額で積み立てる方法は、相場の上下にかかわらず淡々と買い続けやすいのが特徴です。

2026年3月末時点では、直近の値動きの影響で利益はやや縮小しているものの、それでも元本は上回る結果となりました。

短期間で大きな値上がりを狙うというより、時間を味方につけながら着実に資産形成を進める手段として、積立投資の特徴が表れた結果といえるでしょう。