近年、マイナス金利政策の解除などをきっかけに、住宅ローンの金利動向に大きな注目が集まっています。
特に現在、変動金利を利用して借入を行っている方や、これから新規にローンを組もうと考えている方にとって、金利が上がった場合に毎月の支払いがどうなるのかは非常に大きな関心事でしょう。
本記事では「ローン残高3,000万円、残り返済期間25年」という具体的なモデルケースをもとに、金利が1%上昇した際の返済額の変化をシミュレーションします。あわせて、知っておきたい固定金利の現状や、変動金利に特有のルールについても解説します。
1. 市場の動きを捉える!固定金利(フラット35)の最新動向
市場金利の影響をいち早く受ける固定金利。代表的な全期間固定金利型の住宅ローンである「フラット35」の金利推移を見ると、近年は緩やかな上昇傾向が続いています。
固定金利は、今後の長期金利の見通しを反映して上下するため、これからの金融政策の方向性を探るうえで重要な指標となります。
変動金利の基準となる短期プライムレートとは連動する仕組みが異なりますが、固定金利の上昇は、住宅ローン市場全体の潮流が変化しつつあることを示唆しています。
