3. 【医療・福祉系資格 その3】保育士

3/5

polkadot_photo/shutterstock.com

取得してよかった【医療・福祉系資格】第1位は「保育士」でした。「いつでも仕事がある」「これ1本でずっと働いている」などの声がありました。詳しく見ていきましょう。

3.1 保育士とは

「保育士」とは、子どもの成長や発達を支えながら、日常生活のサポートや保育を行う国家資格の1つです。

主に保育園や認定こども園、児童福祉施設などで働き、食事や着替え、遊びの見守りを通して子どもの成長を支えます。安全に配慮しながら、子どもが安心して過ごせる環境を整えることも大切な仕事であり、子どもの未来を支えるやりがいの大きい職業です。

保育士になるには、厚生労働省が指定する「指定保育士養成施設」(大学・短大・専門学校など)を卒業する方法と、受験資格を満たして「保育士試験」に合格する方法の2通りがあります。

3.2 合格率・難易度

合格率は、受験申請者数5万8767人に対し合格者数1万5475人と、おおよそ26.3%です(2024年度実施)。例年20〜30%前後で推移しており、国家試験の中では決して高い水準ではありません。筆記試験は全9科目と範囲が広く、すべてで基準点をクリアする必要があるため、幅広い知識と計画的な学習が求められます。

筆記試験合格後には、音楽・造形・言語の中から2分野を選ぶ実技試験があります。ただし、出題傾向は明確なため、ポイントを押さえて継続的に取り組めば、十分に合格が狙える資格といえるでしょう。

3.3 生かせる仕事・場面

保育士資格は、保育園や認定こども園をはじめ、児童養護施設や学童保育、病院内保育など幅広い現場で生かせます。子育て支援センターや企業内保育、ベビーシッターなど活躍の場も多岐にわたり、ライフスタイルに合わせた働き方ができるのも魅力です。

また、子どもの発達への理解や関わり方の知識は、仕事だけでなく家庭での子育てにも役立つでしょう。安全管理の知識を持つことで、育児の不安軽減や家庭内での事故予防にもつながります。

【資格詳細情報】

  • 受験資格:大学・短大・2年以上の専門学校卒業者(学部問わず)。または、高卒等で児童福祉施設等において一定の実務経験(2年以上かつ2880時間以上など)を有する者。
  • 取得にかかる費用:〈クレジットカード決済〉1万3054円 〈コンビニエンスストア決済〉1万2975円(※国家試験の受験手数料)
  • 合格基準:各科目において満点の6割以上得点した者 
  • 公式サイト:一般社団法人全国保育士養成協議会

4. 「取ってよかった!」と感じる医療・福祉系資格TOP3

4.1 【LIMO独自調査】取得してよかった!「医療・福祉系資格」TOP3

4/5

(LIMOメルマガアンケート結果より作成)

今回は、「取得してよかった」と感じることの多い医療・福祉系資格「医療事務」「看護師免許」「保育士」をご紹介しました。

また、この3つ以外にも、薬局で処方箋の受付・患者会計・レセプト業務を行える「調剤報酬事務」や、働く人の心の健康を守る「メンタルヘルスマネジメント」と回答している方もいました。気になった方は、チェックしてみるのもいいかもしれません。

なお、資格制度や試験内容、受験条件などは制度改正により変更する場合があります。受験を検討される際は、必ず公式サイトなどで最新情報を確認するようにしてくださいね。

5. 調査概要

5.1 【LIMO独自調査】取得してよかった!「医療・福祉系資格」TOP3

LIMO編集部が、LIMO読者(公式メルマガ会員など)を対象に、2026年2月18日(水)から2026年3月9日(月)までの期間、独自アンケート調査を実施しました。

そのうち、医療・福祉系の資格で「取得してよかった」「役に立った」と感じた資格の結果は以下のとおりでした。

5.2 【回答結果】これまでに取得した医療・福祉系資格の中で、最も「取ってよかった」「役に立った」と感じるものは何ですか?

5/5

(LIMOメルマガアンケート結果より作成)

  • 調査期間:2026年2月18日(水)11時00分~2026年03月09日(月)23時59分
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査対象:LIMO読者
  • 回答数 :131

参考資料

LIMO編集部