将来性や実用性、そして専門性の高さから、常に高い人気を誇る「医療・福祉」に関する資格。
今回は、LIMO読者(公式メルマガ会員など)を対象に、2026年2月18日(水)から2026年3月9日(月)まで実施した独自アンケート調査をもとに、「取得してよかった」と感じる人が多かった、医療・福祉系の資格TOP3をご紹介します。
資格取得者のリアルな声や、日常生活でどのように生かせるのかといったメリットもあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
実際に取得した人のリアルな声や、日常生活でそれぞれの資格がどのように生かせるのかといった魅力やメリットも、併せてみていきましょう。
1. 【医療・福祉系資格 その1】医療事務
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取得してよかった【医療・福祉系資格】の第3位は「医療事務」でした。
アンケートの回答では、「自分が病院にかかったとき、すぐ計算できる」など、仕事だけでなく暮らしの中でも役立てることができるといったコメントがありました。その詳細を見ていきましょう。
1.1 医療事務とは
「医療事務」とは、病院やクリニックなどの医療機関で受付や会計、レセプト(診療報酬明細書)の作成などを行う仕事です。来院した患者さんの対応や保険証の確認、診療費の計算・精算、予約管理など幅広い業務を担当し、医療現場を裏側から支える重要な役割を担っています。
特にレセプト業務では、診療内容に応じた医療費を正確に算出し、保険機関へ請求するため、専門知識が求められます。資格があると就職や転職に有利になり、未経験からでも挑戦しやすいのも魅力の1つです。
1.2 合格率・難易度
医療事務の合格率や難易度は、受験する団体により異なります。たとえば、日本医療事務協会では90%前後、全国医療福祉教育協会では60〜80%程度と、いずれも比較的高めの合格率で、難易度はそれほど高くないとされています。しっかりとテキストで学習し、過去問題を繰り返し解くことで、初心者でも十分合格を目指せるレベルといえるでしょう。
1.3 生かせる仕事・場面
医療事務で身に付けた知識やスキルは、病院やクリニックでの受付・会計業務はもちろん、調剤薬局や歯科医院、介護施設など幅広い現場で生かせます。
働き方の自由度も高く、パートや時短勤務などライフスタイルに合わせて働けます。また、医療保険の知識は、家族の医療費管理や手続きにも応用でき、日常生活でも役立つのも魅力のひとつです。
【資格詳細情報】
- 受験資格:誰でも受験可能
- 受験にかかる費用:受験する団体により異なる
- 合格基準:受験する団体により異なる
- 公式サイト:日本医療事務協会、全国医療福祉教育協会など
2. 【医療・福祉系資格 その2】看護師免許
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取得してよかった【医療・福祉系資格】第2位は「看護師免許」でした。
アンケートの回答では、「とりあえず就職には困らない」といった声がありました。取得方法や資格の詳細について見ていきましょう。
2.1 看護師免許とは
「看護師免許」とは、患者の療養支援や診療の補助を行うために必要な国家資格です。看護師になるには、5年一貫看護師養成課程校や大学などで必要な課程を修了し、国家試験に合格する必要があります。主な役割は、医師の指示のもとでの処置の補助や、患者の健康状態の観察、日常生活のケア、精神的なサポートなど多岐にわたります。
2.2 合格率・難易度
看護師免許の合格率を見ると、88.3%と高い合格率になっています(期間:2026年2月15日実施)。しっかりと対策をすれば合格しやすい試験といえるでしょう。
ただし、受験者は看護学校や大学で専門的な教育を受けた人であるため、基礎知識が前提となっています。試験では幅広い医療知識や判断力が求められるため、日々の授業や実習での学びを積み重ねることが重要です。
2.3 生かせる仕事・場面
看護師は医療現場において欠かせない存在であり、病院やクリニックのほか、訪問看護や介護施設、企業の健康管理部門など、幅広い現場で活躍できます。さらに、専門分野に進んでスキルを高めたり、キャリアアップを目指したりすることも可能です。
また、医療現場だけでなく家族や友人、自分自身の健康管理にも役立ちます。たとえば、体調不良時の適切な対処やケガをした際の応急処置、病院受診の判断など、日常生活のさまざまな場面で知識を生かすこともできます。
【資格詳細情報】
- 受験資格:一貫看護師養成課程校や大学などで必要な課程を修了した者
- 受験にかかる費用:5400円(※国家試験の受験手数料)
- 合格基準:〈必修問題〉50点中40点以上 〈一般問題・状況設定問題〉249点中166点以上
- 公式サイト:厚生労働省
3. 【医療・福祉系資格 その3】保育士
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取得してよかった【医療・福祉系資格】第1位は「保育士」でした。「いつでも仕事がある」「これ1本でずっと働いている」などの声がありました。詳しく見ていきましょう。
3.1 保育士とは
「保育士」とは、子どもの成長や発達を支えながら、日常生活のサポートや保育を行う国家資格の1つです。
主に保育園や認定こども園、児童福祉施設などで働き、食事や着替え、遊びの見守りを通して子どもの成長を支えます。安全に配慮しながら、子どもが安心して過ごせる環境を整えることも大切な仕事であり、子どもの未来を支えるやりがいの大きい職業です。
保育士になるには、厚生労働省が指定する「指定保育士養成施設」(大学・短大・専門学校など)を卒業する方法と、受験資格を満たして「保育士試験」に合格する方法の2通りがあります。
3.2 合格率・難易度
合格率は、受験申請者数5万8767人に対し合格者数1万5475人と、おおよそ26.3%です(2024年度実施)。例年20〜30%前後で推移しており、国家試験の中では決して高い水準ではありません。筆記試験は全9科目と範囲が広く、すべてで基準点をクリアする必要があるため、幅広い知識と計画的な学習が求められます。
筆記試験合格後には、音楽・造形・言語の中から2分野を選ぶ実技試験があります。ただし、出題傾向は明確なため、ポイントを押さえて継続的に取り組めば、十分に合格が狙える資格といえるでしょう。
3.3 生かせる仕事・場面
保育士資格は、保育園や認定こども園をはじめ、児童養護施設や学童保育、病院内保育など幅広い現場で生かせます。子育て支援センターや企業内保育、ベビーシッターなど活躍の場も多岐にわたり、ライフスタイルに合わせた働き方ができるのも魅力です。
また、子どもの発達への理解や関わり方の知識は、仕事だけでなく家庭での子育てにも役立つでしょう。安全管理の知識を持つことで、育児の不安軽減や家庭内での事故予防にもつながります。
【資格詳細情報】
- 受験資格:大学・短大・2年以上の専門学校卒業者(学部問わず)。または、高卒等で児童福祉施設等において一定の実務経験(2年以上かつ2880時間以上など)を有する者。
- 取得にかかる費用:〈クレジットカード決済〉1万3054円 〈コンビニエンスストア決済〉1万2975円(※国家試験の受験手数料)
- 合格基準:各科目において満点の6割以上得点した者
- 公式サイト:一般社団法人全国保育士養成協議会
4. 「取ってよかった!」と感じる医療・福祉系資格TOP3
4.1 【LIMO独自調査】取得してよかった!「医療・福祉系資格」TOP3
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(LIMOメルマガアンケート結果より作成)
今回は、「取得してよかった」と感じることの多い医療・福祉系資格「医療事務」「看護師免許」「保育士」をご紹介しました。
また、この3つ以外にも、薬局で処方箋の受付・患者会計・レセプト業務を行える「調剤報酬事務」や、働く人の心の健康を守る「メンタルヘルスマネジメント」と回答している方もいました。気になった方は、チェックしてみるのもいいかもしれません。
なお、資格制度や試験内容、受験条件などは制度改正により変更する場合があります。受験を検討される際は、必ず公式サイトなどで最新情報を確認するようにしてくださいね。
5. 調査概要
5.1 【LIMO独自調査】取得してよかった!「医療・福祉系資格」TOP3
LIMO編集部が、LIMO読者(公式メルマガ会員など)を対象に、2026年2月18日(水)から2026年3月9日(月)までの期間、独自アンケート調査を実施しました。
そのうち、医療・福祉系の資格で「取得してよかった」「役に立った」と感じた資格の結果は以下のとおりでした。
5.2 【回答結果】これまでに取得した医療・福祉系資格の中で、最も「取ってよかった」「役に立った」と感じるものは何ですか?
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(LIMOメルマガアンケート結果より作成)
- 調査期間:2026年2月18日(水)11時00分~2026年03月09日(月)23時59分
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 調査対象:LIMO読者
- 回答数 :131
参考資料
- 日本医療事務協会
- 日本医療事務協会 合格率
- 全国医療福祉教育協会
- 全国医療福祉教育協会 合格率
- 厚生労働省
- 第112回保健師国家試験、第109回助産師国家試験及び第115回看護師国家試験の合格発表
- 一般社団法人全国保育士養成協議会
- こども家庭庁 保育士試験の実施状況(令和6年度)
LIMO編集部