5. まとめ:低位株投資で失敗しないための心構え

今回のジャパンディスプレイの事例は、低位株投資の魅力と恐ろしさを見事に表しています。

業績が低迷していても、ポジティブなニュース一つで大きな夢を見られるのが低位株の醍醐味です。

しかし、泉田氏は機関投資家としての経験から、読者に向けて強い注意喚起を行います。

「期待が実際にならなかったときには当然ながら株価は元の位置に戻るので、そうなると高いところで買っちゃった人は損が出るということになるので、このあたりが注意するべきポイントですかね」

期待先行で上昇した株価は、その期待が「実現しない」と分かった瞬間、あるいは「ニュースの続報がない」というだけで、元の低水準へと急落します。

その際、前述した流動性の低さが牙を剥き、逃げ遅れて大きな損失を抱えるリスクがあるのです。

低位株への投資は、企業の実態と株価の乖離(ギャップ)を理解した上で、最悪の事態になっても生活に支障が出ない「余剰資金」で行うことが鉄則と言えるでしょう。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。

6. イズミダイズムとは

イズミダイズムは、元機関投資家である泉田良輔の個人YouTubeチャンネルです。プロの視点で金融や経済に関する様々なニュースの解説や、資産形成に役立つトピックをお届けします。

新NISAの開始やインフレを背景に、個人の資産運用への関心が高まる中、機関投資家と個人投資家の「視点の違い」や、経済ニュースの裏側にある「構造」をロジカルに解説します。

教科書的な知識だけでなく、プロの実体験に基づいた分析を通じて、ビジネスパーソンや個人投資家に役立てていただけるコンテンツをお届けしています。

元機関投資家 泉田良輔のシテンで語る金融と経済の今3/3

出所:Youtubeチャンネル「イズミダイズム」

参考資料

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