3. 2年連続の最高益が視野 焦点は来期の見通しへ
次に業績です。上場前は赤字でしたが、上場後で初の本決算となった2025年3月期は大幅な黒字を確保しました。販売単価は下落した一方で、AIサーバー向けの需要がけん引し、売り上げと純利益は過去最高を更新します。
成長は今期(2026年3月期)も続く予想です。売り上げは前期比27.7%増~33.0%増、営業利益は57.1%増~77.0%増を計画します。旺盛なAI投資を背景に強い需要が継続していることに加え、販売単価も改善しており、業績は大きく拡大する見通しです。
今期の本決算は5月に公表される予定ですが、注目は翌2027年3月期の業績予想です。今期は第3四半期まで終了していることもあり、株式市場の焦点は利益の見通しに移っていると考えられます。
世界半導体市場統計(WSTS)によれば、半導体メモリ市場は2026年に前年比39.4%増の高い成長が続く予想となっており、キオクシアホールディングスにも高い期待が向けられています。2027年3月期の業績予想が保守的な内容にとどまった場合、株価にはネガティブに働きそうです。
