2. 給付金以外にも知っておきたい高額療養費制度の仕組み
病院代がひと月の間に高くなりすぎたとき、決められた上限を超えた分のお金があとから戻ってくる仕組みがあります。これを「高額療養費制度」といいます。
上限額は年齢や収入によって一人ひとり違いますが、たとえば70歳以上で住民税が非課税の世帯の方であれば、ひと月の上限は低く抑えられています。つまり、それを超えた分は申請すれば戻ってきます。
ここでぜひ知っておいていただきたいのが、マイナンバーカードを健康保険証として使う方法です。
対応している病院や薬局の窓口でマイナンバーカードを読み取り機にかざし、限度額情報の提供に同意すると、保険者から上限額の情報が自動的に共有されます。
その結果、窓口でのお支払いがはじめから上限額までに抑えられるため、高額な医療費を一度立て替えてあとから申請する、という手間がなくなります。
以前はこの仕組みを使うために「限度額適用認定証」という書類を事前に取り寄せる必要がありましたが、マイナンバーカードを保険証として登録しておけばその手続きも不要です。
また、ご自身おひとりでは上限に届かなくても、同じ世帯のご家族の医療費と合わせると上限を超えることがあります。
これは「世帯合算」という仕組みで、ご夫婦でそれぞれ病院に通っている場合などは、合わせて確認してみてください。
