物価上昇が続くなか、家計のあり方や将来の資金計画を改めて見直す動きが広がっています。

2026年3月の消費者物価指数を見ると、生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は前年同月比で2.4%上昇しました。日常の買い物にかかる負担が増しているだけでなく、手元の資金が持つ実質的な価値も徐々に目減りしている状況です。

総合指数:112.7(2020年=100)

  • 前年同月比:1.5% 上昇
  • 前月比(季節調整値):0.4% 上昇

生鮮食品を除く総合:112.1

  • 前年同月比:1.8% 上昇
  • 前月比(季節調整値):0.5% 上昇

生鮮食品・エネルギーを除く総合:111.9

  • 前年同月比:2.4% 上昇
  • 前月比(季節調整値):0.2% 上昇

 

物価が上がる状況が続く現在、かつて話題となった「老後2000万円問題」についても、さらに多くの資金を想定しておく必要がある段階に入りつつあるといえるでしょう。

とりわけ、将来の生活を自分一人で支えていく「おひとりさま」にとって、資産づくりは避けて通れないテーマです。本記事では最新の統計資料をもとに、単身世帯の貯蓄の実態を年代ごとに整理していきます。

一部の高額資産層によって押し上げられやすい「平均値」ではなく、より実情に近い水準を示す「中央値」に着目しながら、今どの位置にいるのかを確認していきます。