1. 【後期高齢者医療制度】医療費負担割合「1割・2割・3割」課税所得のボーダーラインとは?
75歳以上(一定の障害状態にある方は65歳以上)の方が加入する「後期高齢者医療制度」は、所得に応じて医療費の窓口負担が決まります。
1割・2割・3割の負担区分が設けられていますが、それぞれの区分に該当する所得の基準はいくらなのでしょうか。
ここでは、1割・2割・3割負担となる所得の目安額をご紹介します。
1.1 3割負担になる課税所得と、年収換算での目安
医療費の窓口負担が3割になるのは「現役並み所得者」に区分された場合です。
現役並み所得者とみなされる基準は「課税所得145万円以上」です。
年収に換算すると、単身世帯で年収約383万円以上、複数人の世帯で年収約520万円が目安額となります。
1.2 2割負担になる課税所得と、年収換算での目安
医療費の窓口負担が2割になるのは「一定以上所得のある方」に区分された場合です。
一定以上所得があるとみなされる基準は「課税所得28万円以上」です。
年収に換算すると、単身世帯で年収約200万円以上、複数人の世帯で年収約320万円以上が目安額となります。
1.3 1割負担になる課税所得
医療費の窓口負担が1割になるのは「一般所得者」に区分された場合です。
上記の3割・2割の基準に該当しない(課税所得が28万円未満)場合、一般所得者とみなされます。
著者
AFP/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1997年生まれ。大学を卒業後、大手証券会社を経てWebライターとして独立。金融・資産運用分野を中心に1000本以上の記事を執筆し、大手銀行系メディアでの実績も持つ。AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)などの資格を活かし、専門的な内容を初心者にも分かりやすく伝える記事制作を得意としている。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)