ココがポイント
  • ヤマハ発動機の本日の終値は?
  • ヤマハ発動機の1年間の株価推移は?
  • ヤマハ発動機の株主優待、どう変わる?

20日の日本市場は、核開発問題を巡る米国とイランの緊張激化による地政学リスク懸念や3連休前の持ち高調整が重なって投資家心理が悪化し、東京株式市場で日経平均株価は前日比642円(1.12%)安の5万6825円と急反落した。こうした相場の動きの中、先日決算を発表したヤマハ発動機(7272)に着目して解説します。

※記事中で記載の株価は全て終値となっています。
※株式分割の影響は全て遡及修正して株価を調整しています。

1. 【ヤマハ発動機(7272)】2026年2月20日の終値は「1233円」で前日比マイナス

ヤマハ発動機は、二輪車やマリン製品をはじめとする輸送用機器を主力とし、グローバルに事業を展開するメーカーです。

2026年2月20日(金)のヤマハ発動機の株価の終値は1233円でした。配当利回りなども確認しましょう。

  • 株価の終値:1233円
    • 前日比:▲27円
  • PER(会社予想):11.97倍
  • PBR(実績ベース):1.06倍
  • 配当利回り(会社予想):4.06%

なお、ヤマハ発動機の株価の年初来高値と年初来安値は以下の通り。

  • 年初来高値:1384円(2025年1月6日)
  • 年初来安値:963円(2025年4月7日)

ヤマハ発動機の株価のここ1年の値動きもチャートでみてみましょう。

1年間の株価チャート1/3

1年間の株価チャート

出所:各種資料をもとにLIMO編集部作成

ヤマハ発動機の株価は年初に年初来高値である1384円をつけ、その後株価は下落し4月に963円の年初来安値をつけた後、もみ合いながら直近では少しずつ上昇し現在は1233円となっています。

また、本日の主要指数の終値は以下の通りでした。

  • 日経平均株価:5万6825円(前日比▲642円)
  • TOPIX:3808(前日比▲43ポイント)

2. 【ヤマハ発動機(7272)】決算発表!「営業キャッシュ・フローはプラス!15円増配へ」

ヤマハ発動機が2月13日に発表した2025年12月期決算は、売上高こそ前期比1.6%減にとどまったものの、米国の関税影響やコスト増、特別損失の計上が響き、最終利益は前期比85.1%減の161億円と大幅な減益になりました。

2025年12月期の連結業績(2025年1月1日~2025年12月31日)2/3

2025年12月期の連結業績(2025年1月1日~2025年12月31日)

出所:ヤマハ発動機株式会社「2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」

一方で、本業の稼ぐ力を示す営業キャッシュ・フローはプラスを確保し、手元資金も増加していることから、資金繰りは安定している状況です。26年12月期は最終利益が1000億円と前期比6.2倍へのV字回復を見込んでおり、収益改善が実現できるかが今後の焦点となります。

ヤマハ発動機のこれまでの配当金と配当予想も確認します。

2.1 ヤマハ発動機株式会社の配当金と今後の配当予想

2024年12月期

  • 中間配当:25.00円
  • 期末配当:25.00円
  • 年間配当:50.00円

2025年12月期

  • 中間配当:25.00円
  • 期末配当:10.00円
  • 年間配当:35.00円

2026年12月期(予想)

  • 中間配当:25.00円
  • 期末配当:25.00円
  • 年間配当:50.00円

2026年2月13日発表の「2025年12月期 決算短信〔IFRS〕(連結)」によると、2025年12月期の期末配当は10.00円となりました。また、2026年12月期は年間50.00円(中間25.00円、期末25.00円)への増配を見込んでいます。

3. 【ヤマハ発動機(7272)】株主優待はポイント制「3年以上保有、ポイント数引上げ」

ヤマハ発動機の株主優待は、毎年12月31日現在の株主名簿に記録された100株以上の株式を保有の方へ向けて、保有株式数や保有期間に応じてポイントを進呈。そのポイント数に応じて、優待品の中から好きなものを選ぶことができます。

なお、2026年12月期から株主優待の内容が以下となり、以前に比べて一部変わっています。

3.1 2026年12月期以降:1年以上~3年未満・3年以上

  • 100~300株未満:1000ポイント・3000ポイント
  • 300~1000株未満:2000ポイント・4000ポイント
  • 1000~3000株未満:3000ポイント・5000ポイント
  • 3000株以上:4000ポイント・6000ポイント

※1年未満は全て対象外へ

※保有期間「1年以上」とは毎年12月末時点の株主名簿に同一株主番号で連続して2回以上記録、かつ100株以上保有のこと(保有期間「3年以上」については同条件で連続して4回以上記録され、かつ100株以上保有していること)
※株主番号が変更になった場合は保有の継続とはみなさない

変更後は保有期間1年未満が対象外となる一方で、保有期間3年以上の方のポイント数が引き上げられています。

また、2026年6月期から中間優待は廃止です。

4. 【ヤマハ発動機(7272)】業績回復期待と株主還元の変化に注目

20日の日本株式市場は地政学リスクへの警戒感などから下落しましたが、その中でヤマハ発動機は終値1233円と軟調な動きとなりました。直近1年の株価は一時下落局面を経ながらも足元では回復基調にあり、今後の業績改善期待が焦点となります。2025年12月期は大幅減益となったものの、営業キャッシュ・フローはプラスを確保しており、2026年12月期は大幅増益と増配が見込まれています。

株主優待制度は1年未満保有が対象外となる一方、3年以上の長期保有株主のポイントが拡充され、長期投資を重視する内容へ変更されました。業績回復の実現性や株主還元の魅力を踏まえ、中長期視点での投資判断が重要といえるでしょう

免責事項

  • 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の株式の売買を推奨するものではありません。
    投資判断は、最新の決算資料や市場動向をご確認のうえ、ご自身の責任で行ってください。
  • 株主優待の内容や条件は変更される場合があります。詳細は必ず公式サイトでご確認ください。

参考資料