株価が下がれば会社の中身も悪くなった、と受け取りたくなる場面がある。だが決算の数字と株価の方向はしばしば別々に動く。ソニーグループ(6758)の月末終値は、昨秋の4,500円台から春には3,100円台まで水準を落としその後4,000円台へ戻した。同じ期間、資本効率を示す数字のほうはむしろ切り上がっている。この並びをどう受け止めればいいのか。
※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。
この記事のポイント
- 昨秋に4,500円台をつけた株価は、春に3,100円台まで水準を落とし、夏には4,000円台へ戻した
- 2026年3月期通期は売上収益12兆4,796億円、営業利益1兆4,475億円で増収増益となった
- ROEは15.6%へ切り上がる一方、自己資本比率は51.8%へ跳ね上がり、資本効率を測る土台が入れ替わった