3. 日本市場に特化した「Roomba Mini」を投入
そんな多くの不安が渦巻くなかで、2月19日に日本法人であるアイロボットジャパンから発表されたのが、小型で5万円以下という低価格帯で展開する「Roomba Mini」です。
「Roomba Mini」は日本法人の発案で開発され、日本先行発売される商品です。小型モデルはコンパクトな住居が多い日本市場では高いニーズがありましたが、米国市場の規模が大きいアイロボットはあまり積極的に取り組んでこなかった領域です。
Roomba Miniの直径は24.5cmで、日本でもっとも売れたRoomba 600シリーズと比較すると面積比でほぼ半分。さらに床拭きモードでは、専用シートだけでなく市販の使い捨てシートも使えるようにするなど、これまでのルンバの戦略とは一線を画しています。
価格もゴミを自動収集する充電ステーション付属モデルで4万9800円、縦置きができる充電スタンド付属モデルで3万9800円と抑えており、日本市場で支持を獲得しつつあるSwithbotやAnker製品への対抗意識がうかがえます。
極めつけはカラバリとして用意された、桜(SAKURA)と若葉(WAKABA)の2色です。明確に日本市場に寄せたものであり、これまで以上に日本市場で根を張りたいという「なりふり構わぬ」とも思える思惑が透けています。
