4. 後期高齢者の医療費負担は「所得」と「世帯」で決まる

本記事では、後期高齢者医療制度における自己負担割合の仕組みを整理しながら、3割負担となる所得の目安や確認しておきたいポイントを解説しました。

75歳以上の医療費負担は原則1割ですが、実際の自己負担割合は所得状況によって1割・2割・3割に分かれます。

とくに重要なのは、判定が本人単独ではなく「世帯単位」で行われる点です。

本人の年金収入が少なくても、同じ世帯に一定以上の所得がある被保険者がいれば、2割や3割負担に該当する可能性があります。

また、2022年10月の制度改正により、一般所得者の一部が2割負担となった点も見逃せません。

医療費負担を正しく把握するためには、世帯全体の所得や収入基準を確認し、必要に応じて厚生労働省などの公的なフローチャートなどで客観的にチェックすることが大切です。

参考資料

安達 さやか