2026年5月22日の東京株式市場は、日経平均株価が前日比1,654円93銭高の6万3,339円7銭と大幅に続伸し、最高値を更新しました。
好調な市場環境の一方で、高値をけん引しているのは半導体やAI関連などの銘柄が中心です。内需やエンターテインメント関連などのセクターは引き続き出遅れ感があり、キャラクタービジネスの旗手であるサンリオ(8136)もそのひとつです。
取締役の不適切な報酬受給問題に伴う特別調査委員会の設置と、それに伴う決算発表の延期というネガティブ要因も重なり、足元の株価は軟調に推移しています。
一方で、株価が安値圏で推移する今、3月の権利を逃した方にとっては、次回の権利取りに向けてテーマパーク共通優待券などがもらえる株主優待の価値を改めてチェックする、格好のタイミングかもしれません。
サンリオは5月13日に、8月1日入館分からピューロランドのパスポートチケット料金を最大1000円値上げすると発表しており、実質的に株主優待の価値がアップすることとなります。
今回は、サンリオ株の最新株価や年間チャート、株主優待についてみていきます。
1. サンリオの株式取引概況(株価・時価総額など)
サンリオの株式取引概況を振り返ります。
- 株価(終値):864.8円
- 前日比:▲0.52%
- 始値:866.5円
- 高値:874.1円
- 安値:854.3円
- 出来高:15,843,500株
- 時価総額:1,104,386百万円
- 売買代金:13,694百万円
- PER(会社予想):20倍
- PBR(実績ベース):7.61倍
- 配当利回り:1.53%
22日は前日比▲0.52%と小幅ながら3日続落で取引を終えました。
1.1 サンリオ株の年間チャート
1年間のサンリオ株の値動きは以下の通りです(終値ベース/4月1日の1株→5株への分割を遡及して調整)。
昨年8月は2026年3月期第1四半期の決算が好調だったことで、株価が急騰。しかし、その後は中国による日本への渡航自粛要請などが影響し、緩やかな調整が続きました。
2月に株式の分割(1→5株)と優待の拡充を発表すると、株価は1,200円台に上昇。2月16日は1,236円と年初来高値をつけました。
もっとも、足元はイラン情勢の緊迫化による資源価格高騰への警戒感や、半導体関連銘柄に資金が流れる動き、決算延期などが嫌気されて軟調な地合いが続いています。
