3. 住民税が「ゼロ」になる所得目安はいくら?
住民税非課税世帯に該当するかどうかは、「前年の合計所得が自治体ごとに定められた基準額を下回っているか」が判断要件の一つとなっており、その基準額は自治体によって異なります。
参考として、神戸市では、前年の合計所得金額が以下であれば、住民税は課されず、非課税世帯として扱われます。
- 35万円×(本人+同一生計配偶者※+扶養親族数)+10万円+21万円
・ただし、21万円は同一生計配偶者※または扶養親族がいる場合のみ加算
※同一生計配偶者とは、納税義務者と生計を一にする配偶者で、前年の合計所得金額が58万円以下の方
なお、ここでいう「所得」とは、年収から各種控除を差し引いた後の金額を指し、年収そのものとは一致しない点に注意が必要です。
次章では、住民税非課税世帯に該当する「年収の目安」について確認していきます。
著者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)