3. 75歳以上の年金収入は月平均いくら？国民年金・厚生年金の年齢別データ
家計を支える中心となるのが公的年金です。
ここでは、厚生労働省年金局の『令和5年度厚生年金保険・国民年金事業の概況』をもとに、75歳以上の平均年金月額を制度別に見ていきます。 なお、厚生年金の金額には国民年金（老齢基礎年金）部分が含まれています。
3.1 国民年金（老齢基礎年金）の年齢別平均月額
- 75歳：5万7973円
- 76歳：5万7774円
- 77歳：5万7561円
- 78歳：5万7119円
- 79歳：5万7078円
- 80歳：5万6736円
- 81歳：5万6487円
- 82歳：5万6351円
- 83歳：5万8112円
- 84歳：5万7879円
- 85歳：5万7693円
- 86歳：5万7685円
- 87歳：5万7244円
- 88歳：5万7076円
- 89歳：5万6796円
- 90歳以上：5万3621円
3.2 厚生年金の年齢別平均月額（国民年金部分を含む）
- 75歳：14万7455円
- 76歳：14万7152円
- 77歳：14万7070円
- 78歳：14万9232円
- 79歳：14万9883円
- 80歳：15万1580円
- 81歳：15万3834円
- 82歳：15万6103円
- 83歳：15万8631円
- 84歳：16万59円
- 85歳：16万1684円
- 86歳：16万1870円
- 87歳：16万2514円
- 88歳：16万3198円
- 89歳：16万2841円
- 90歳以上：16万721円
例えば、夫が厚生年金、妻が国民年金を受給する75歳夫婦の場合、世帯の年金収入は月額約20万5000円（14万7455円＋5万7973円）が目安となります。
この金額は、前述の家計調査における社会保障給付（約20万7000円）と近い水準です。
3.3 年金から天引きされるお金に注意
なお、年金の額面がそのまま手取り額になるわけではない点には注意が必要です。老齢年金からは所得税や住民税、介護保険料、後期高齢者医療保険料などが原則として天引きされます。
