4. 2025年度の「国民健康保険料」を所得別でチェック(新宿区のケース)

新宿区が公表している「2025年度の国民健康保険料」は、次のとおりです。

【所得:年間保険料(介護あり)】

  • 0円:8万2100円→8万700円
  • 25万円:8万2100円→8万700円
  • 50万円:9万1655円→8万9555円
  • 75万円 :12万5780円→12万1180円
  • 100万円:15万9905円→15万2805円
  • 125万円:19万4030円→18万4430円
  • 150万円:22万8155円→21万6055円
  • 175万円:26万2280円→24万7680円
  • 200万円:29万6405円→27万9305円
  • 225万円:33万530円→31万930円
  • 250万円:36万4655円→34万2555円
  • 275万円:39万8780円→37万4180円
  • 300万円:43万2905円→40万5805円
  • 325万円:46万7030円→43万7430円
  • 350万円:50万1155円→46万9055円
  • 375万円:53万5280円→50万680円
  • 400万円:56万9405円→53万2305円
  • 425万円 :60万3530円→56万3930円
  • 450万円:63万7655円→59万5555円
  • 475万円:67万1780円→62万7180円
  • 500万円 :70万5905円→65万8805円
  • 525万円:74万30円→69万430円
  • 550万円:77万4155円→72万2055円
  • 575万円:80万8280円→75万3680円
  • 600万円:84万2405円→78万5305円
  • 625万円:87万6530円→81万6930円
  • 650万円:91万655円→84万8555円
  • 675万円:94万4780円→88万180円
  • 700万円:97万8905円→91万1805円
  • 725万円 :101万3030円→94万3380円
  • 750万円:103万3672円→96万9380円
  • 775万円:104万1460円→99万5380円
  • 800万円:104万8460円→102万1380円
  • 825万円:105万5460円→104万7380円
  • 850万円:106万円→106万3883円
  • 875万円:106万円→107万608円
  • 900万円:106万円→107万7333円
  • 925万円:106万円→108万4058円
  • 950万円:106万円→109万円
  • 975万円:106万円→109万円
  • 1000万円:106万円→109万円

2025年度は、上限となる所得基準が950万円となっており、年収が500万円程度であっても、40歳以上であれば年間の保険料が65万8805円に達します。

このように、国民健康保険は所得が一定以上になると負担が大きくなるため、自身の収入状況に応じて、早めに保険料を確認しておきましょう。

5. 負担が重くなる「国民健康保険料」、収入と保険料を定期的に見直そう

本記事では、2025年度の「国民健康保険料」と、保険料引き上げの影響を受けやすい世帯について紹介していきました。

自営業者や退職後の方が主に加入する国民健康保険では、保険料負担が年々重くなる傾向が続いており、高所得でなくても保険料の負担感が大きくなっています。

2025年度は上限額がさらに引き上げられたため、所得が一定水準以上の世帯では影響が生じる可能性があります。

保険料は自治体ごとに異なるため、ご自身の収入や家族構成に合わせて早めに金額を確認し、家計への影響を把握しておきましょう。

参考資料

マネー編集部社会保障班