国民健康保険は主に自営業者や退職後の方などが加入しますが、その保険料負担が近年増加傾向にあることをご存知でしょうか。
所得がさほど高くない世帯でも、年間保険料が65万円を超えることが珍しくなくなっています。
本記事では、2025年度の「国民健康保険料」と、保険料引き上げの影響を受けやすい世帯について紹介していきます。
1. 「国民健康保険」とは?どんな人が加入対象?
日本では、国内に住む人は必ずいずれかの公的医療保険に加入することが義務づけられており、これを「国民皆保険制度」と呼びます。
公的医療保険には、次のような制度があります。
- 国民健康保険(国保):自営業者、会社を退職された方など
- 全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ):会社員の方など
- 組合管掌健康保険:会社員の方など
- 国民健康保険組合:医師、歯科医師、食品業、建設業関係の方など
- 各種共済組合等:公務員、私立学校教職員の方など
- 船員保険:船員の方など
国民健康保険は、加入者が収入に応じて納める保険料と、国や地方自治体の負担によって運営され、病気やけがの際に必要な保険給付を受けられる仕組みです。
国民健康保険に加入する人は、主に自営業者や勤務先の健康保険に加入していない方が対象となります。
なお、国民健康保険については、ここ数年、保険料が上がり続けている点にも注意が必要です。
