2025年の大阪・関西万博で一際異彩を放ち、連日大行列となっていた「ミライ人間洗濯機」。なんと2026年2月26日から全国のヤマダデンキ店舗で受注販売を開始しました。SNSでは「都内のマンションが買える」とその価格に注目が集まっています。

1. 「ミライ人間洗濯機」はサイエンス会長の55年越しの夢

「ミライ人間洗濯機」(正式名称はミライシャワーブランド『MIRA-i』)を開発しているのは、シャワーヘッド「ミラブル」でおなじみの株式会社サイエンスです。

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出所:株式会社サイエンス

湯舟に浸かっているだけで、プロの洗体を受けたような仕上がりになる近未来的なハイテクマシンのコアテクノロジーとなっているのは、独自のウルトラファインバブルとマイクロバブルと超音波。これらが組み合わさることで、肌をこすることなく毛穴の奥の汚れまで除去してくれます。

筐体内には生体センサーが設置されており、入浴者の心拍数や自律神経の状態をリアルタイムで測定する機能も。 その時のストレス度合いに合わせて、AIが最適な映像、音楽、香りをパーソナライズして提供するなど、ヒーリング要素も兼ね備えています。

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出所:株式会社サイエンス

万博であれだけ注目を集めたのは、1970年の万博で展示された「人間洗濯機」の存在も無関係ではありません。実はサイエンスの青山恭明会長は当時の万博で人間洗濯機に衝撃を受けた一人。今回のミライ人間洗濯機は「55年越しの夢」の実現でした。

当時の三洋電機の技術者たちの想いを、サイエンスが継承して、実用に耐えうるプロダクトに仕上げたことも、日本のモノづくりのバトンが受け継がれたエピソードとして、多くの人の心を掴んでいるようです。