超高齢化社会を迎えた日本は、年々寿命が伸びています。厚生労働省「令和6年簡易生命表の概況」によると、男性の寿命は81.09歳、女性は87.13歳です。

一方で、同省「健康づくりサポートネット」によると、健康寿命は徐々に短縮傾向にあり、70歳代から医療や介護費用の問題が指摘されています。

【グラフ】短縮傾向にある健康寿命。2枚目以降ではみんなが気になる「70歳代世帯の貯蓄事情」がまるわかり!

健康寿命は短縮傾向

出所:厚生労働省「健康づくりサポートネット|健康寿命」

70歳代になり、夫婦二人の年金で生活ができるかどうかは、貯蓄額がポイントと言っても過言ではありません。

そこで、今回は70歳代の二人以上世帯における貯蓄事情に着目し、いまどきのシニアが送る生活を紹介します。年末が近づき、物価高による支出が増える今、老後に向けた貯蓄について考えてみてください。