5. ローンは早めに返済していた

現在30〜40歳代の方のなかには、住宅ローンの返済が始まったばかり、あるいはこれからマイホーム購入を検討していたりする方も少なくありません。

ローンを組む際には、可能な限り定年までに完済できる金額・期間を想定した購入計画を立てることが大切です。

また、大きな負担を早めに軽くしておくことで、老後の家計にゆとりが生まれます。

定年後にローンを抱えたままにならないよう、繰上げ返済などを上手に活用し、計画的な返済ができるよう早めに備えておきましょう。

6. 今からできることからコツコツ取り組もう

本記事では、老後に余裕を持って暮らしている人たちが、現役時代に実践していた5つの取り組みを紹介していきました。

老後にお金の不安を抱えない人たちは、特別な収入や一攫千金ではなく、現役時代からの「地道な積み重ね」によって老後の安心を手にしています。

年金額の確認やライフプランの整理、支出の管理といった取り組みは、今からでも始めることが可能です。

ご自身の年金・家計状況をしっかり把握し、一歩を踏み出すことが、将来の安心につながるでしょう。

参考資料

和田 直子