シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はカレーチェーン店「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋(7630)の、2019年2月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績はどうだったか

2019年3月5日に更新された壱番屋の2019年2月既存店売上高は、対前年同月比101.1%となりプラス成長。内訳としては客数100.4%、客単価100.7%で、客数・客単価ともにプラスとなっています。

なお、全店売上高も101.5%とプラス成長でした。

今期の既存店売上高の振り返り

では、2019年2月期のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか。

既存店の2019年2月期は、全ての月でプラス成長を達成。客単価のマイナス月は10月のみであり、堅調な客単価を背景にプラス成長が継続しました。

また全店売上高も今期全ての月でプラス成長を果たしています。

過去1年の株価動向はどうだったか

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は6月の5,300円を天井に下落しましたが、12月26日の3,815円を底に上昇。2月後半には4,800円台を回復し、5,000円を伺う値動きを見せています。

2019年2月期は既存店・全店ともに全ての月でプラス成長を果たしており、この成長の継続性が注目されます。

壱番屋の過去1年間の株価推移

参考資料:壱番屋 2019年2月度 月次情報

LIMO編集部