物価高が家計を圧迫する中、消費者の財布の紐は固くなりがちです。
総務省の家計調査によると、2024年の消費支出は対前年同月で「名目増減率」では1月を除いて増加していますが、実質増減率は4月、7月、12月を除いて減少しています。
物価高によって、お店で見る価格を表す「名目」は増加しています。その影響で多くの家庭で買い控えが強まっていることから、商品が購入された数量や品質など、物価変動を除いた金額の動きを表す「実質」が減少しているとわかります。
つまり、私たちは以前よりもたくさんのお金を払っているものの、実際の価値としては節約志向になっている状態です。
このような時代において、Z世代はどのようなお金の価値観や消費行動をしているのでしょうか。今回はアンケート調査結果から見ていきましょう。