3. 障害者加算を受けるための申請方法

障害者加算は、生活保護を受けていれば自動的に支給されるものではありません。居住地を管轄する市区町村の福祉事務所(生活保護担当課)で申請する必要があります。

生活保護を受けている方であれば、担当ケースワーカーを通じて相談・申請するのが一般的です。

なお、障害者加算の申請には、障害の程度を証明するための書類が必要です。主な提出書類は次のとおり。

  • 障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれか)
  • または、障害年金証書など障害等級を証明できる書類
  • 本人確認書類(マイナンバーカードや健康保険証など)
  • 印鑑(自治体によって不要の場合もあり)

障害者手帳をまだ取得していない場合は、手帳の交付を受けてから加算申請を行うか、医師の診断書を準備する必要があります。

審査の結果、加算が認められた場合は「決定通知書」が送付され、翌月または翌々月の生活保護費から反映されます。