2. 精神障害者保健福祉手帳、所持する人「どの年代がいちばん多い?」
統合失調症や気分(感情)障害、てんかん、発達障害などがある方が対象である「精神障害者保健福祉手帳」には1級から3級までの等級があります。厚生労働省「令和4年生活のしづらさなどに関する調査」によると、令和4年で「精神障害者保健福祉手帳」の最も所持者数が多い年齢階級は、50〜59歳で24万5000人です。また、前回調査時の平成28年と比べて急増しているのは0〜9歳の年代で約4倍増えていることがわかりました。
所持者数が最も多い50歳代で次に多いのは40歳代です。精神疾患が長期化しているケースや、加齢による影響で症状が顕在化した人が多いことなどが考えられます。一方、0〜9歳の急増は、発達障害の社会的な認知度向上と早期診断・早期療育の取り組みが広がった結果、手帳を取得する人が増えたことが主な要因といえるでしょう。
次は、手帳保持者の等級割合についてみていきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)