2. 「終活、どんなイメージ?」7割以上がお墓と葬式などの準備と回答
終活のイメージとはどのようなものが多いのか、調査では以下のような結果がでました。
全体(男女・全年齢層)の割合
- 亡くなったときのための準備(葬式や墓など):77.7%
- 人生の後半期を生き生きと過ごすための準備:18.7%
- その他:1.3%
- わからない:2.3%
終活のイメージでは、7割以上の人が亡くなったときのための準備と回答、「終活」を「死」と結びつけて考えている人の割合が高いことが分かります。一方で、18.7%の人は「人生の後半期を生き生きと過ごすための準備」として、より良く生きるための準備というポジティブな側面でとらえる人もいます。
ここで興味深いのは、世代によるイメージの違いです。データを見ると、高齢になるほど終活に対して前向きで明るいイメージを持つ人の割合は高くなっています。これは、人生経験を重ねる中で、終活を単なる「死の準備」ではなく、残りの人生を自分らしく豊かに生きるための計画だと、より深く理解するようになるからでしょう。