3. 「元マネースクール講師が見た」富裕層の仲間入りした人に共通する3つの特徴
今回の記事では、富裕層やインカムリッチの実態をデータから紐解いていきました。
富裕層が増加した背景には、株式などの資産価格の上昇があることからもわかるように、これからの資産形成には「預貯金」だけでなく、「投資」が重要な要素となります。また、インカムリッチ層は中長期的な視点でリスクを考慮し、積極的に投資を行っていることも明らかになりました。
富裕層への道は「資産運用」がカギだと考えられます。もちろん、投資にはリスクが伴います。しかし、何もせず預貯金だけで資産を増やすのが難しい時代になったことも事実です。
かつてマネースクールで講師をしていた際、「資産形成の知識を身につけ、自らの力で未来を築きたい」と願う多くの方に出会いました。富裕層の仲間入りを果たした方々には、共通する3つの特徴がありました。それは「漠然とした不安を放置しないこと」「まずは知識を身につけること」、そして「少額からでも行動に移すこと」です。
そして、そうした前向きな学びの姿勢と行動が、実際に資産を大きく増やし、豊かな生活を手に入れるきっかけになったのです。「自分には投資なんて難しそう」と諦めてしまう前に、まずは少額からでも始めてみませんか?今日の小さな一歩が、将来の大きな資産につながるかもしれません。
参考資料
- 株式会社野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)」
- 株式会社博報堂「新富裕層“インカムリッチ”生活者調査」レポート」(PRTIMES)
村岸 理美