1.2 貯蓄額「2500万円以上」は何%?
貯蓄高の分布を見ると、貯蓄額が2500万円以上の世帯は全体の35.2%を占めている一方、300万円未満の世帯は14.8%存在しています。
貯蓄の種類は、定期性預貯金が最も多く859万円で、次いで通貨性預貯金が801万円、有価証券が501万円、生命保険などが394万円です。前年度と比べると、通貨性預貯金や有価証券の割合が増加しているのが特徴です。
1.3 貯蓄高ごとの世帯分布
では、貯蓄額ごとにどのように世帯が分布しているのか、細かく見ていきます。
- 100万円未満:8.1%
- 100万円以上~200万円未満:3.6%
- 200万円以上~300万円未満:3.1%
- 300万円以上~400万円未満:3.6%
- 400万円以上~500万円未満:3.3%
- 500万円以上~600万円未満:3.3%
- 600万円以上~700万円未満:2.9%
- 700万円以上~800万円未満:2.8%
- 800万円以上~900万円未満:3.3%
- 900万円以上~1000万円未満:2.5%
- 1000万円以上~1200万円未満:4.8%
- 1200万円以上~1400万円未満:4.6%
- 1400万円以上~1600万円未満:5.1%
- 1600万円以上~1800万円未満:3.3%
- 1800万円以上~2000万円未満:3.3%
- 2000万円以上~2500万円未満:7.4%
- 2500万円以上~3000万円未満:5.8%
- 3000万円以上~4000万円未満:9.4%
- 4000万円以上:20.0%
貯蓄額4000万円以上の世帯が20.0%と最も多くなっており、3000万円以上4000万円未満の世帯が9.4%と2番目に高い割合となっています。
その一方、100万円未満の世帯が8.1%と約1割存在することから、貯蓄高の高い世帯と低い世帯の差が大きくなっていることがわかります。