3. 【代引きトラブル】注文前に怪しいと思ったら注文しない!
国民生活センターでは、代引きトラブルの問題点として、以下を挙げています。
3.1 「代引き配達」に関する相談事例からみる問題点
- 代引き配達の場合、商品が届いたことを確認した上で支払うことができるが、届いた商品が偽物だったり、粗悪品だったりすることがある。
- 販売サイトと連絡が取れない、最終確認画面がないなど、関係法令が遵守されていないことがある。
- 販売サイトに問題が認められる場合であっても、代引き配達の宅配事業者に対応を求めることは難しいことが多い。
届いた商品が偽物や粗悪品である、販売サイトが法令を遵守していないケースがある、そして宅配事業者に責任を追及することが難しいことがある、という3点が挙げられました。
これらの問題点を踏まえてのアドバイスも見ていきましょう。
3.2 「代引き配達」に関する消費者へのアドバイス
- 注文前に、販売サイトの住所、連絡先等を確認するとともに、大幅に値引きされているなど、少しでも怪しいと思ったら注文しないことが大切。
- 代引き配達だからといって安心せず、仕組みや特徴を理解して利用する。
- 不安に思った場合やトラブルになった場合には、すぐに最寄りの消費生活センター等に相談する。
注文前には、販売サイトの情報を確認し、少しでも「おかしいな」と感じたら、安易に注文しないほうがよいでしょう。
また、「支払い前に中身を確認できない」という仕組みの特徴を把握した上で利用することも肝に銘じておきましょう。
万一トラブルに巻き込まれてしまった場合も、一人で悩まずに、最寄りの消費生活センター等に速やかに相談してみてください。
以上の点を踏まえることで、代引き配達に関するトラブルを未然に防ぎ、安全な取引ができます。
ポチっとする前に、立ち止まって考えてみることが大切ですね。