2. 【代引きトラブル】外国が関係する代引きトラブル相談割合が増加中
国民生活センターの公表する「インターネット通販での「代引き配達」に関する相談のうち、販売方法に問題のある年度別相談件数と、そのうち偽物や連絡不能等の相談割合及び外国が関係する相談割合」のグラフでは、2024年度の相談件数の総数は1万4013件。
これは過去5年を見ても最も多い数字であることがわかります。
より詳しく見ていくと、以下の通りになります。
2.1 「代引き配達」に関する年度別相談件数
- 2019年度:5623件
- 2020年度:10039件
- 2021年度:13206件
- 2022年度:13434件
- 2023年度:13391件
- 2024年度:14013件
※2025年度は6月30日までで4498件となっている
2.2 「代引き配達」に関する偽物や連絡不能等の相談割合
- 2019年度:38.2%
- 2020年度:57.7%
- 2021年度:54.4%
- 2022年度:46.0%
- 2023年度:45.1%
- 2024年度:52.5%
※2025年度は6月30日までで53.1%となっている
2.3 「代引き配達」に関する外国が関係する相談割合
- 2019年度:7.5%
- 2020年度:19.9%
- 2021年度:20.5%
- 2022年度:17.7%
- 2023年度:18.6%
- 2024年度:26.3%
※2025年度は6月30日までで28.1%となっている
このように増加の一途をたどっている代引きトラブル。
代引き配達を利用したインターネット通販のトラブルについて、国民生活センターではどのような対応をしているのでしょうか。