2. 後期高齢者医療制度の保険料は年々重くなっている?
厚生労働省「令和6年度からの後期高齢者医療の保険料について」によると、2024年度・2025年度における後期高齢者医療制度の保険料の全国平均は以下のとおりです。
- 2024年度:全国平均7082円(月額)
- 2025年度:全国平均7192円(月額)
2024年度は2022・2023年度と比べて保険料が7.7%上昇し、さらに2025年度には2024年度から1.6%増となっています。
このように、後期高齢者医療制度の保険料は近年大幅な上昇傾向が続いています。
背景には少子化の進行により、高齢者を支える現役世代の人数が減少し、一人ひとりの負担が重くなっていることが大きな要因としてあります。
こうした状況を踏まえ、負担を「高齢者と現役世代で分け合う」形にするため、2年ごとに高齢者の負担割合が見直されています。
上記をふまえ、今後も高齢者の保険料負担はさらに重くなっていくでしょう。
さらに、2026年4月からは全年代を対象に「子ども・子育て支援金」の徴収が開始されるため、高齢世帯にとってもさらなる負担となることが見込まれます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】