2. 【生活扶助】10月から特例加算500円増額!月額1000円から「1500円」に
生活保護の「生活扶助」には、年齢や世帯人数、居住地域などに応じた基準額が定められており、この基準は5年ごとに社会情勢や低所得世帯の消費状況との均衡を踏まえて定期的に見直されています。
2023年度の改定では、2025年度までの2年間に限り、世帯人員1人あたり月額1000円を一律に加算する特例措置が導入されました。
加えて政府は、2025年10月からの生活保護における「生活扶助」について、この特例加算1000円にさらに500円を上乗せして支給することを決定しています。
この措置は、物価の上昇や消費支出の増加といった現状を踏まえたもので、2年間の時限的な対応となります。
なお、1500円を加算しても基準額が昨年度の見直し前の水準を下回る場合には、見直し前の水準が維持されることになっています。