3. 「積み立て期間15年・2000万円を目指す」には?

次は、目標金額と積立期間から、毎月の積立額を試算してみましょう。この場合も想定利回り別に計算してみます。

  • 想定利回りが1%
    毎月の積立金額:10万3033円
  • 想定利回りが3%
    毎月の積立金額:8万8117円
  • 想定利回りが5%
    毎月の積立金額:7万4826円
  • 想定利回りが7%
    毎月の積立金額:6万3099円
  • 想定利回りが10%
    毎月の積立金額:4万8255円

想定リターンが低ければ、それだけ毎月積み立てる金額は大きくなります。

安全性を重視したGPIFのポートフォリオの利回りが約4%←(コメント3参照)(2001年度以降)ですから、15年間で老後資産を2000万貯めるとなると、毎月8万円ほどを積み立てる必要があります。

ただし、積立金額については、積立期間を長くすれば積立額を低く抑えることができます。

たとえば、15年を20年に延ばせば、毎月の積立金額は5万4530円に、25年に延ばせば3万8901円になります。

投資は長い年月をかけるとリスクが低くなり、無理のない運用をおこなうことができます。積立投資は若いうちにスタートする方が有利であると言えます。