【後期高齢者医療制度】保険料が「一番高い・低い」都道府県はどこ？《高齢者の生活意識》半数以上（55.8%）が「大変苦しい」「やや苦しい」と回答【高齢者世帯】1世帯あたりの「平均所得額」と内訳もチェック！

4. 後期高齢者医療制度の「平均保険料」はどのくらい？

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都道府県ごとの後期高齢者医療制度の保険料を見ていく前に、まずは全国の平均的な保険料を確認しておきましょう。

厚生労働省の発表によると、2025年度における高齢者医療制度の平均保険料は、年額で8万6306円です。

高齢者医療制度の平均保険料

つまり、全国平均では毎月およそ7200円を負担することになります。

収入が限られている高齢者にとって、この金額は決して軽い負担とはいえません。

全国平均の保険料を確認しましたが、後期高齢者医療制度の保険料は都道府県ごとに異なります。

これは、地域ごとの医療費水準や高齢者人口の割合などが異なるためです。

年金収入195万円の人と82万円の人を例に、2025年度における都道府県別の保険料を確認してみましょう。

まず、年金収入195万円の人の保険料は以下の通りです。

全国平均の月5673円に対して、最も高いのは福岡県の月6641円で全国平均より約17％高く、最も低いのは岩手県の月4808円で全国平均を約15％下回っています。

続いて、年金収入82万円の人の保険料を見てみましょう。