2. 4人に3人が電話に緊張…Z世代の「電話を苦手に思うホンネ」を深堀り
Z世代が電話を苦手に思う理由として最も多かったのは「緊張するから」で75.8%をマークし、他の選択肢を圧倒。
次いで「慣れていないから」39.8%、「周りに話し声が聞かれるから」38.3%と続きます。
2.1 75.8%が緊張…Z世代が思う「電話が苦手な理由」とは
回答結果「電話が苦手な理由は何ですか?」
- 緊張するから:75.8%
- 慣れていないから:39.8%
- まわりに話し声が聞かれるから:38.3%
- 話したいことが伝わりにくいから:28.1%
- 相手の機嫌がわからないから:25.8%
- 相手の声が聞こえにくいから:24.2%
- 時間が奪われるから:7.0%
- その他:0.8%
電話は突然のコミュニケーションだからこそ準備ができず、相手の時間を奪ってしまう感覚もプレッシャーになっているようです。だからこそ、避けたい気持ちが強くなっているといえるでしょう。
回答結果をみると、電話をかけること自体に心理的なハードルを感じている人が多いようです。
2.2 「電話で嫌な気持ちになったことがある」Z世代、気になる割合は?
回答結果「電話がかかってきて嫌な気持ちになったことはありますか?」
- よくある:6.3%
- 時々ある:36.5%
- あまりない:35.9%
- まったくない:21.3%
また、電話がかかってきて嫌な気持ちになった経験について「よくある」が6.3%、「時々ある」が36.5%で計42.8%にのぼりました。
電話は相手の都合が見えないため突然かかってくることも多く、ストレスを感じていることがわかります。
こうした苦手意識の背景には、電話以外のコミュニケーション手段が広く普及していることも関係しているかもしれません。電話に代わる選択肢が身近にあるからこそ「避けられるなら電話しない」考え方が浮かんでくるものです。
次の章では、Z世代が実際にどんな連絡手段やツールを選んでいるのかを見ていきましょう。